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【必読】ミュージックビデオの撮影で気を付けること【撮影前に要確認】

はじめまして。

映像監督としてMVを中心に制作しているGrafica.film代表の野上虎太郎(kotarounogami)です。


僕はこれまで100本以上のMVを制作してきました。


いわゆるビデオグラファーというスタイルで撮影に臨んでおり

監督から撮影、編集に至るまでワンオペレーションで取り組んでおります。


今回はミュージックビデオの撮影時に気を付けたいポイントを5つ紹介します。






1.スタジオの防音性を事前に確認する

バンドのMV撮影において、ドラム演奏を含むシーンを撮影する際に発生する問題が

”騒音”です。


どれだけミュート処理を施しても、ある程度の音量で打音が鳴ってしまいます。

また、スピーカーで楽曲を鳴らす必要もあるので

"騒音”の問題からは逃れることはできません。


スタジオによってはバンド演奏の撮影ができないところもあります。

(むしろ演奏できるところのほうが少ないです)

予約をする前に、スタジオ側にドラム演奏を含めたバンド演奏シーンを撮影できるか否か

確認しておきましょう。






2.クリック付きの音源を用意する

曲によっては”いきなり演奏が始まる”ということもあり

そのまま音源を撮影に使うと、最初の一音目と演者の動きを合わせることができません。


そこで、クリック(メトロノームの音)を曲が始まる前に8カウントほど挿入することで


曲の一音目と演者の動きをばっちり合わせることができます。


ただし、クリック音をつけるには専用の音楽制作ソフトを使用する必要があるため



バンド側にクリック付きの音源を用意してもらうことはできないか

一度確認してみるとよいかと思います。


自分の場合は バンドにあらかじめご用意いただいています。





3.ギターやベースに付着している手垢をふき取る

編集してるときに気が付く、一度気になりだしたら止まらないやつです。

ギターやベースのボディは手垢が目立つので、撮影前にふき取っておきましょう。




4.マイクのシールドは長めのものを準備してもらう

ボーカルやギターボーカルのマイクのシールド(ケーブル)は長ければ長いほど 画面の外にケーブルの先端を逃がせるので、より広角で撮影できます。


最低でも5mくらいは欲しいところです。


どこにも繋がっていないシールドは 画の説得力を欠きます。



5.演奏の正確さ よりもパッション重視で演奏してもらう(バンドの方向性による)

テクニカルで演奏力重視のバンドを除きますが


曲が元気なのに、手元に気を取られすぎてずっと下向いてるギタリストの方がいる場合は

こういったディレクションをすることで画が劇的によくなります。


曲によって全然弾かずにひたすら頭振ってるほうがいい映像になります。

思い切ったディレクションができるかどうかも

映像監督としての実力かと思います。


極論、MVでちゃんと演奏する必要ないかと思ってます。

ジャンルによりますが





以上です。

かなりマニアックな内容で、MV撮ってる方ならわかっていただけるんじゃないかなと思います。


自分の場合、人生で初めてMV撮るっていうバンドと仕事することも多いので、

こういう地味だけど大切な段取りを忘れず共有するようにしています。


閲覧ありがとうございました。



MV制作依頼常時受け付けております。
















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